「ポータブル電源、240で容量足りるのかな?」
「もっと大きいほうがいいのかな?」
ポータブル電源の容量選択って、ほんとにそれでいいのか迷いますよね。
もし間違えて、「買ったのに足りなかった…」となるのは実に避けたいところです。
こんにちは、シャッター職人のこしぱぱです!
私は窓シャッター工事の現場で、Jackeryのポータブル電源を約3年使っています。
この記事では、Jackery240サイズのポータブル電源について、良いところも、「ここは足りないな」と感じるところも、現場で使っている目線から正直にお話しします。

スペック中心ではなく、使用感中心のレビューです!
- 電源のない現場で、実際にどう使っているか
- マキタのバッテリーが、何回くらい充電できるか
- 3年使って分かった、メリットとデメリット
- 240で足りる人と、もっと大容量が向く人
【先に結論】
私の場合は、総合的に見てJackery240クラスで十分でした。
ただし、工具の充電を主に考える人はもっと大容量のモデルが向いています。
そう言える理由を、順番にお話ししますね。
私が使っているのは旧モデル
まず、私が使っているのはJackeryの旧モデル、Jackery240(型番PTB021)です。
実はこのモデル、すでに販売終了していて、今は後継の「Jackery240 New」が売られています。
旧モデルと240 Newの違いは、次のとおりです。
| 旧240(PTB021・私が使用中) | 240 New | |
| 容量 | 約242Wh | 256Wh |
| 定格出力 | 200W | 300W |
| 重さ | 約3.1kg | 約3.6kg |
(メーカー情報2024年5月発表)

240 Newの方が、ちょっと性能アップしてるね!
現場使いで私が気になるのは充電時間と重さですが、それはこのあと、メリット・デメリットのところでお話ししますね。
なので、今から買うなら、後継モデルのJackery240 Newの方になります。
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電源のない現場で、こんな使い方をしています
私は電源のない現場で、大きく分けて2つの使い方をしています。
- 電動シャッターの設定・試運転
- 工具のバッテリー、スマホ、LEDライトの充電
電動シャッターの設定・試運転
電動シャッターは、取り付けたあとに設定と試運転が必須です。
もし試運転で動作確認をせず、取り付け後におかしな動きをしたら、もう一度現場に見に来なければなりません。
電動シャッターに限らず、電気機器を取り付ける現場では同じことが言えると思いますが、
電源確保に苦労する現場の場合、Jackeryがかなり役に立ちます。
以下は私が実際に経験し、役に立った状況です。
新築で、まだ部屋の中に配線されていないとき
建築の進み具合によっては電動シャッターを先に取り付けて、配線は別の日に電気工事屋さんがつなぐことがあります。
新築ではこのようなまだ配線されていない状況が多く、そういう時の設定や試運転に役立ちました。
室内リフォーム中で、部屋の中に電気が流れていないとき
こちらも新築と状況は似ていて、リフォームの規模や工程によって、シャッター工事と電源復旧の日がかなりズレることがあります。
こういう時も設定と試運転をその日に終わらせておけました。
どうしても現場で電源を確保するのが難しいとき
さまざまな事情でその時に電源を確保するのが難しい時がたまにあります。
そんな時も電源確保に悩むことなく、「Jackeryですればいいや」と試運転まで終わらせておけました。

本音をいうと、どれも電気が来るのを待たずに設定と試運転まで進めたいと思う場面でした。
電気が来ていない現場には工事用の仮設電源が用意されていたりもしますが、わざわざ延長コードを用意するのが面倒だったり、他の作業で使われていて使えないこともあります。
そんなとき、電源を使いたい時に使いたい場所でサッと使えるのが、Jackeryポータブル電源の魅力です。

工具のバッテリー、スマホ、LEDライトの充電
試運転のほかにも、こんなものの充電に使ったりしています。
- マキタの工具のバッテリー
- スマホ
- LEDライト
こちらは、ポータブル電源本来の使い方と言ったところでしょうか。
スマホやLEDライトの充電なら、容量を気にせずこなせます。
マキタのバッテリー充電については、次のところでもう少し掘り下げて説明しますね。
Jackery240で何がどれくらい使える?(容量の目安)
いちばん気になるのは、ここですよね。Jackery240で、何がどれくらい使えるのか。
先ほど紹介した私の2つの使い方を、少し深掘りします。
電動シャッターの試運転は、1日6台でも余裕
電動シャッターの試運転は、例として1台につき5往復ほど動かします。
多い日は、1日6台ほど。
それでも、電池が足りなくなったことも、動かなくなったことも、ありません。
本体の残量は%で見えるのですが、1台試運転しても5%も減りません。
なので、試運転は気にせず使えるという感じです。
工具のバッテリー・スマホ・LEDライトは、どれくらい充電できる?
私が充電しているマキタのバッテリー、体感では次のくらいでした。
- 10.8V 4.0Ahのバッテリー:フル充電で2回ほど
- 18V 6.0Ahのバッテリー:フル充電で1回ほど
- スマホやLEDライト:気にせず充電できる
あくまで私の使い方での体感で、正確な計測値ではありません。
上記を見てもわかるように、工具のバッテリーを何個も充電するには、240クラスだと少し足りません。
なので、普段から工具のバッテリーはなるべく切らさないように気をつけています。
このような感じなので、私がマキタのバッテリーをJackeryから充電するのは、もしものときだけです。

実は、そのもしもの充電に、助けられたことがあります。
持っているバッテリーが2個とも残り少なく、現場には充電できる場所がない。そんなとき、1個を使い切るまで使っている間に、もう1個をJackeryで充電。
そうやって交互に使って、その日は無事に作業を終えることができました。
使って分かったメリット・デメリット
ここからは少し視点を変えて、「仕事がどう楽になるか」と「何を我慢するか」に分けてまとめます。
ちなみに、ここでお話しするのは、私が使っている旧モデルで感じたことです。
- 電源の確保に振り回されない:電気待ちや、仮設電源を探して延長コードを引く手間が減りました。
- 置き場所や持ち運びに困らない:車の足元に収まる大きさで、上の階や離れた場所へも、サッと運べます。
- 静かなので、場所を選ばない:ファンが付いているのかと思うくらい、音を聞いたことがありません。
- 残量が%で見えて、段取りを立てやすい:あとどれくらい使えるかが、すぐ分かります。
- 電動工具の充電を頼るには、容量が小さい:充電できるのは1〜2回ほど。しかも、満タンまで半日以上かかりました。
- たくさんの機器を、同時には使えない:コンセントが1つなので、充電器2台を同時に使えませんでした。
- 本体の充電を、忘れずにしておく必要がある:100Vのコンセントで、私は一晩かけて充電しています。
- 雨や暑さには、気をつかう:防水ではなく、高温の場所も避ける必要があります(下の注意をご覧ください)。
旧モデルのデメリットは、240 Newでどうなる?
旧モデルで感じたデメリットが、240 Newではどうなるのかも整理しておきます。
(メーカー情報より)
| 旧モデルで感じたこと | 240 Newでは |
| 工具の充電は1〜2回ほど | ほぼ同じと考えられます (容量が約242Wh→256Wh) |
| 工具の充電が遅い | 分かりません |
| コンセントが1つ | 変わりません(1つ。アース付きになりました) |
| 本体の充電に時間がかかる | 改善:約5.5時間→約1時間 |
このほか、重さは約3.1kgから約3.6kgに(約0.5kg増)。USB-Cが2つになり、USB-Aは2つから1つに減ります。(こちらもメーカー情報)
【大事なお願い】夏の車内など、高温の場所に置かない
取扱説明書には、次のように書かれています。(旧モデルと240 Newは40℃以上、500 Newは45℃以上と、モデルによって数字が違います。購入前に必ず確認してください)
「火のそばや炎天下の車内、熱器具の周辺など、高温になる場所で使用したり、放置しない。発熱や発火、破裂する原因になります。」
私は、移動中以外は車内から下ろして、日陰に置くようにしています。
防塵・防水ではないので、雨や水にも注意が必要です。 現場で使っている最中に雨が降ってきたら、速やかに使うのをやめて、雨のかからない場所にしまってください。
3年使って分かったこと
ここまで読んで、「でも、長く使えるの?」と思いますよね。
3年たった今の状態も、まとめておきます。
不具合や故障は、3年間で一度もない
現場で使っているので、置き方や運び方は、決して丁寧とは言えません。
それでも、不具合や故障は、一度もありませんでした。
本体の充電を何度繰り返しても、電池の持ちはさほど変わらない
本体の充電も、何度も繰り返しています。
電池の持ちは、さほど変わりません。
現場で使うので傷はついたが、性能は変わらない
現場で使うので、多少の傷はついてきました。
ただ、性能が落ちたと感じたことはありません。
悪天候のときは、使ったら最低限しまうようにしています。雨ざらしにしたことも、落としたこともありません。
まとめ│Jackery240は現場で足りる?おすすめな人と買い方
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、Jackery240で足りる人と、もっと大容量が向く人を、2つに分けてお伝えします。
自分の使い方に近いほうの枠を見て、確認してくださいね。
Jackery240 Newがおすすめな人
- 仮設電源を探したり、延長コードを引き回したりする手間を減らしたい人
- スマホやタブレット、LEDライトなど、小物の充電を現場で済ませたい人
- バッテリー切れの「もしも」に備えて、車に1台置いておきたい人
- まずは手頃な価格の1台から試してみたい人
使いたい機器の消費電力が、定格出力(300W)以内か確認してください。
買い方:5年保証(保証登録も不要)がほしいなら公式ストア、価格を抑えたいならAmazon、ポイントを使うなら楽天が目安です。価格は変わるので、買う前に各ストアで確認してくださいね。
※販売元はどのストアもJackery Japanです。ボタンを押しても、購入にはなりません。
もっと大容量が向く人
- 電動工具のバッテリーを、現場で何個も充電したい人
- 電気が来ていない現場で、照明や機器を長い時間使いたい人
- 職人仲間やチームで、1台を共有したい人
- 車の置き場所に余裕がある人
次の候補は500 Newです。容量は240 Newの約2倍(18V 6.0Ahの充電なら計算上3〜4回ほど)ですが、約5.7kgと大きめなので、置き場所は要確認です。
買い方:500 Newは大きな買い物なので、長く使いたいなら、5年保証(保証登録も不要)の公式ストアが安心です。Amazon・楽天もあわせて見比べてみてくださいね。

迷ったら、「試運転が中心か、工具の充電が中心か」で考えてみてください。
電源の心配がひとつ減るだけで、現場の段取りは意外と変わります。
この記事が、あなたの現場を少しでも快適にするきっかけになれば、うれしいです。
今日も一日、ご安全に!


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