窓シャッターの仕組みを知るためにはまず6つの部品の名前を知ろう!

電動シャッター

こんにちは!シャッター職人のこしぱぱです。

今の時代、かなりの家に窓シャッターが付いています。

その窓シャッターが重くなってきたり、とつぜん調子が悪くなってきたら…

とりあえずネットなどで調べてみると思います。

この記事は窓シャッターの事を全く知らない人がネットで検索した時に困らないように、コレだけ知っとけばとりあえず大丈夫!

という窓シャッターを構成している部品の名前6つを紹介したいと思います。

それぞれどんな部品かわかりやすく紹介しているので気軽に覚えていってください!

窓シャッターを構成している部品の名前とは?

窓シャッターの仕組みとは意外とシンプルでかんたんです。

それがゆえに一つでも欠けると窓シャッターが機能しなくなってしまいます。

それぐらいひとつひとつの部品が大切な役割を持っています。

部品数は車に比べるとはるかに少ないので仕組みを覚えやすいと思います。

こしぱぱ
こしぱぱ

サラッと覚えちゃいましょう!

①シャッターボックス

色分け写真オレンジ色です。

シャッター上部にあるボックスです。

バネの付いたシャフト(巻取部)が取り付けてあります。

シャフトに巻き上げられたスラット(面材)がこのシャッターボックスに収納されます。

②シャフト(巻取部)

色分け写真赤色です。

窓シャッターの一番大事な部分です。くるくると回転します。

シャフトにはスラット(面材)が取り付けられています。(すみませんがこの写真では外してあります。)

バネの力とスラットを上げようとする力でシャフトにスラットが巻き付いて収納されます。

反対にシャッターを閉める時はバネの力に反してシャフトに巻かれたスラットを引っ張り出してきます。

なのでシャッターが閉まっているときが一番バネが伸びている状態、シャッターが開いているときが一番バネが緩んだ状態という事になります。

③スラット(面材)

色分け写真緑色です。

窓を災害や空き巣から守る面材です。

スラットはシャフトに巻き付いて収納されるため、蛇腹の構造になっています。

なので一枚一枚外すことが出来ます。

最近のスラットは昔のスラットに比べてすごく軽くなっており、交換できる機種は交換するとすごくスムーズに動くので動きの軽さに驚く人が多いです。

④ガイドレール

写真黄色です。

スラットが動く時に通る部分です。

レールがあるおかげでスラットがちゃんと整列して動きます。

参考に取り外した画像がこちら↓↓

中に入っている毛みたいなのはモヘアと言います。

このモヘアのおかげでスルスル動き、音も軽減されています。

モヘアは消耗品なので交換可能です。(シャッター機種によります。)

⑤幅木(座板)

色分け写真水色です。

スラットを下ろす時、手をかける部分です。

ここは窓シャッターの鍵(ロック)が付いているので結構重要な部分になります。

また左右の端にはストッパーと言う巻き上げた時にそれ以上入っていかないようにするための部品が付いています。

このストッパーも消耗部品で交換することができます。

⑥モーター(電動窓シャッター)

色分け写真灰色です。

ボックスのフタを外して下から見た写真です。

電動窓シャッターになるとこんな感じで長細いモーターが付いています。(シャッター機種によって形はちがいますが…)

モーターには動きを制御する基盤が一緒に付いていて、電源線や操作リモコンの線などいろんな配線が付いていたりします。

電動窓シャッターの脳ミソと言った感じです。

手動窓シャッターと電動窓シャッターのちがい

ここまで部品の紹介をしましたが、ここからは手動窓シャッターと電動窓シャッターの部品の違いを紹介します。

電動窓シャッターと言うとなんだか複雑なイメージをしがちですが、たいして難しい事はありません。

手で動かすかモーターで動かすかの違いぐらいです。

細かい構造的な違いはありますが、コレを覚えておけば大丈夫!というのを紹介します。

それは…

①モーターが付くか付かないかのちがい

②鍵(ロック)方式のちがい

この2つです。

手動窓シャッターと電動窓シャッターに付く大きな部品のちがいは、この2つを頭に入れておけば理解しやすいと思います。

余裕のある人はプラスで覚えていってください!

こしぱぱ
こしぱぱ

難しく考えずに見てくださいね!

◆モーターが付くか付かないか

部品の名前⑥番でも紹介しましたが、電動窓シャッターにはモーターが付いています。

シャフトを自動で回すためのモーターです。

モーターは設定で上限と下限の位置を覚え込ませてあるので、リモコンで操作をすれば自動でシャッターを開けしめしてくれます。

古い機種のシャッターだとけっこうゴツいモーターが付いていたりしますが、最近のモーターは古いものよりもかなり小さく作られています。

こしぱぱ
こしぱぱ

技術がどんどん進歩してるんだね!

◆鍵(ロック)の方式がちがう

手動窓シャッターと電動窓シャッターでは鍵(ロック)の方式がちがいます。

機械式と電気式です。

手動窓シャッターは電気を使ってないのでもちろん主に機械式ですが、電動窓シャッターは機械式と電気式の2種類があります。

写真は電気式の鍵(ロック)の部品で「電動ロック」と言いますが、電気式だとプラスでこの部品がガイドレール下部に付きます。

文字通り電気信号で施錠と解錠をします。

こしぱぱ
こしぱぱ

防犯性は機械式より電気式の方が強いね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで窓シャッターの事を全く知らない人が、コレさえ知っておけば大丈夫!

という6つの部品と手動・電動窓シャッターの部品のちがいについて紹介させていただきました。

窓シャッターの大まかな構造はかなりシンプルなので、初めの色分け写真を参考にしてもらえれば覚えやすいかと思います。

こしぱぱ
こしぱぱ

どの窓シャッターも基本こんな感じの構造だよ!

まとめとして一覧にしましたのでご覧ください。

この記事のまとめ

窓シャッターを構成している部品の名前
①シャッターボックス
②シャフト(巻取部)
③スラット(面材)
④ガイドレール
⑤幅木(座板)
⑥モーター(電動窓シャッター)
手動窓シャッターと電動窓シャッターのちがい
◆モーターが付くか付かないか
・シャフトを自動で回すために付いている
・上限下限の位置を覚え込ませてある
◆鍵(ロック)の方式がちがう
・機械式と電気式がある
・手動窓シャッターは主に機械式
・電気式には電動ロック」という部品が付く

以上です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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