
開けしめが重いけどシャッターの調子が悪いのかな?

でも業者に頼むほどではないかしら?
壊れたわけではないけど確かにシャッターが昔より重い。
こう感じた時ってもしかして故障しかけているんじゃないかとちょっと心配になりませんか?
こんなとき、自分でもできる簡単なメンテナンス方法を知っておくと自分で動きをスムーズにでき、故障も予防することができます。
この記事では、初心者でも安全・簡単にできる基本的なメンテナンス方法を5つ厳選してご紹介します。
1つでも実践すれば後に効果を実感できると思いますので、シャッターが軽くなるならやってみようと思った人はぜひチェックしてみてください。
- シャッターのメンテナンスがなぜ必要か
- 初心者でも自分でできるお手入れ方法
- どんなタイミングでメンテナンスすべきか
- 必要な道具や注意点
自分でできる!シャッターのメンテナンス方法5選

風雨やほこりに直接さらされるシャッターは、放っておくと錆びつきや故障の原因になります。
ちょっとしたメンテナンスを定期的に行うだけで寿命が伸びてトラブルも未然に防げるようになり、結果的に修理費用をおさえる事につながります。
これから紹介する5つの方法は、専門的な知識がなくてもできるものばかりなので気軽にやってみてください。

難しく考えなくてもぜんぜん大丈夫です!
シャッターのメンテナンスについて自分でできる方法以外にもっと深く知りたい人はこちらの記事もおすすめです!
1. シャッターレールの掃除でスムーズな開閉を維持しよう!

ハケや歯ブラシ、掃除機などを使ってレールの中やレール下部(鍵受け部分)をキレイに掃除しましょう。
レールの中やレール下部の鍵受け部分にゴミが溜まると、そのゴミが抵抗になり開閉が重くなったり鍵の操作が引っかかってしまったりします。
ポイントはハケや歯ブラシでサッとホコリを払い、掃除機のノズルを細くしてできるだけ中まで吸い取ったあとに、頑固な汚れをパーツクリーナーとウエスで拭き取るなどするとかなりキレイになります。
チリも積もれば山となりますので、ココをこまめに掃除することで開閉時の重さや引っ掛かりを予防できます。おすすめペースは時期にもよりますが月1ほど実施すればキレイに保てます。
2. レールにシリコンスプレーを吹こう!【音が気になるとき】

※画像のレール外れていてすみません汗
レールの中に入っているモヘヤと呼ばれる「毛」に向かってサッと1回シリコンスプレーを吹きましょう。
レールの滑りが悪い状態だと、ホコリがついてなかったとしても開け閉め動作の抵抗になってしまいます。
ポイントは、スプレーしすぎると逆効果なので掃き出しシャッターで上から下まで吹くのに5秒ほどで吹くようにしましょう。
モヘヤ(レールの毛)にかけるだけで面材(スラット)とレールとの金属同士の摩擦を減らすことができ、動きをなめらかにできます。
おすすめペースは半年に1度程度かシャッターの開閉音が気になった時です。

注意点は油タイプのスプレー(クレ556)などは使わないこと!
渇きが悪いから逆にホコリがついてシャッターが重くなるよ。
プロが使うおすすめシリコンスプレー👉 シリコーンすべり剤 TAC-857(東洋化学商会)
3. 面材(スラット)やサッシまわりの拭き掃除でサビ・カビを予防!

洗剤を使った拭き掃除で面材(スラット)やサッシまわりをキレイにしましょう。
面材(スラット)の外側は雨風にさらされるため、汚れがたまりやすい場所です。汚れがついたままだと塗装が劣化し、サビやカビの原因になります。
ポイントはウタマロクリーナーなどの中性洗剤で軽く拭いたあと、乾いた布で水気をしっかり拭き取って完全に乾かしてからシャッターを巻き上げることです。
(高圧洗浄機を使用しての掃除は、スラットの構造上水分が乾きにくいところまで入ってしまうのでおすすめしません。)
拭き掃除でも充分キレイになりますので、窓を拭くついでにでもシャッターの面材(スラット)もキレイにしてみましょう。おすすめペースは月1くらいで掃除するとキレイを保てます!
おすすめ中性洗剤👉️ ウタマロクリーナー(東邦)
4. ガタつき防止にレールビスのゆるみを定期的にチェック!

シャッターのガタつきを防止する為に、レールビスにゆるみがないか定期的にチェックしましょう。
ビスが緩んでレールにガタつきがあるとシャッターが途中で引っかかってしまい、まっすぐ動くことが出来ません。
レールビスなんて緩むものなの?と思うかもしれませんが、シャッターが動く時は常に全体が振動しているので、その振動が原因で緩んでいたり脱落したりしています。
レールビスが緩んでいたら全てのレールビスをプラスドライバーでちゃんと締め直しましょう。ポイントは締めすぎないこと!チェックのおすすめペースは3〜6ヶ月に1度ほどで大丈夫です。

締めすぎるとすぐにネジ穴が潰れちゃうので軽く手で締め込むだけでOK!
おすすめプラスドライバー👉 樹脂柄ドライバークロス 貫通タイプ(KTC)
5. カギの動きをチェック!意外とホコリがたまりやすい

シャッターのカギまわりもホコリがたまりやすい場所です。掃除をしてカギ内部にホコリが入りこまないようにしましょう。
カギ内部にホコリが入ってしまうと、そのホコリが邪魔をしてカギの動きを鈍らせる事があります。
掃除のポイントは、小さなハケなどでカギまわりにたまったホコリを取り除き、内部の可動部分はパーツクリーナーでホコリを洗い流してからカギを開け閉めする方向に何度か繰返し動かすことです。
カギの構造上特に砂ホコリなどはシャッターの敵になりますので、なるべく掃除をしてキレイに保ちたいところです。掃除のおすすめペースは6ヶ月に1度ほどで大丈夫です。
プロが使うおすすめパーツクリーナー👉 速乾パーツ&ブレーキクリーナー NX601(イチネンケミカルズ)
自分でできるシャッターのメンテナンスまとめ
初心者でも安全・簡単にできる基本的なメンテナンス方法を5つご紹介しました。
この5つの簡単なメンテナンスを実践することで、シャッターの快適さや安全性が保たれ修理費用の節約にもつながります。
1. シャッターレールの掃除
2. レールにシリコンスプレーを吹く
3. 面材(スラット)やサッシまわりの拭き掃除
4. レールビスのゆるみをチェック
5. カギの清掃と動きのチェック
今日からできる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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