こんにちは!シャッター職人のこしぱぱです。

シャッター電動化ってどんな工事をするんだろう?

電気工事も必要なんだよね?
シャッターを電動化する工事のことを知りたくて調べてみたけど、いまいちよくわからない事ありませんか?
業者さん界隈でもあまり知られていない工事内容なだけに、全部自分で調べて理解しようとするのはかなり大変です。
そこで今回は「シャッター電動化の工事っていったいどうやってするの?」と疑問だらけな人に、
毎日シャッターの電動化工事をしているこしぱぱが、普段行っている実例に沿って工事の流れをわかりやすく紹介したいと思います。
段取り順で書いていますので、工事内容を知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね!
1.まずあいさつをして電気工事の相談と説明
朝、お客様と顔を合わせたらまず「おはようございます、よろしくおねがいします」と元気よくあいさつをして始まります。
気持ちよくあいさつをしたら早速確認させてもらうことが3点ほどありますが、
・工事車両の停める位置
・部材を運ぶ経路
・工事するシャッターの場所と電気工事(コンセントの位置や配管経路)の確認
をお客様と一緒に確認・相談させてもらっています。
車両の停める位置や部材を運ぶ経路はササッと確認しますが、この中でも私的に早い段階でしておきたいのが電気工事(コンセントの位置)の確認です。
窓の近くにコンセントがあるからこうしよう、とか
外のこの場所にコンセントがあるからこうしよう、とか
部屋の中にも外にも近くにコンセントが無かったらこうしよう、とか
いろいろ考える事があるからです。

シャッター電動化の電気工事には正解という正解が無いので、どこから電源をとるとか配管をどうするとかの選択肢が多数あったりします。
お互いの考える時間を長く取る意味も含めて早いうちからお客様に相談をさせてもらっています。

職人はなるべく目立たない配管経路を考えるよ!
2.シャッター本体の工事
事前の確認と相談が終わったらシャッター本体の工事に取りかかります。
だいたい始めはシャッター回りの養生からスタートします。
電動化工事の最中はシャッター内部の小さなゴミやホコリが飛んだりして後から掃除するのが大変なので、なるべく足場を養生しておきます。

モノの移動や養生が終わったら脚立を立てて準備完了です。
古いシャフトの取り外し
いよいよシャッターケースを取り外して今まで使っていた古いシャフトを取り外します。
ただ古いシャフトを外す前にはやることがあって、
1.シャフトのバネを無力化する
2.スラット(面材)を取り外す
をします。この2つの事をしないとシャフトは取れてきません。

中でも1.の「バネを無力化する」のがここでの一番の大仕事になります。
このかなり力のかかったバネを無力化できたらようやくシャフトを外すことができるようになります。

この作業はちゃんと仕組みを理解していないとケガをしてしまうくらい危険だよ!
シャッターの仕組みに興味のある人はこちらも合わせてごらんください。
新しい電動化シャフトの取り付け
古いシャフトが外れたら新しい電動化シャフトに交換します。
新しい電動化のシャフトも古いシャフトが付いていた同じ位置に取り付けます。
同じ位置につけないと、絶対に何かがどこかに当たってしまい上手いこと回転してくれないからです。

シャフトの取付部分は最後は隠れてしまう部分なので、ネジの付け忘れがないかの確認も忘れずにします。
この後、電動化製品によってはここでバネの回転数を調整したりします。
電気配線の取り回しと本体のまとめ
新しい電動化シャフトには配線が出ていて、これをシャッター内部の当たらないところを取り回してきてシャッター下部などの目立たないところで外に出します。(電源を取るため)
シャッターの機種によって内部の形はさまざまで、どこを通すのかはそのシャッターによってぜんぜん違ってきます。
内部で配線を巻き込んでしまわないように取り回し、かつなるべく目立たないところまで持ってきて外に出すという所がシャッター職人の腕の見せどころになります。

最終的には見えないところだけどノウハウと経験が光るよ!
配線を上手に取り回し、消耗部品などの交換も済んだらシャッターを組み直してもとに戻します。
本体の工事はこれで完了です。
3.電気工事
シャッター電動化の電気工事は基本外から配管を回してくる、露出配管になります。
(部屋内コンセントの場合)部屋内のコンセントから電源を分岐して外部に取り出す工事をし、そこからシャッターに向かって配管・配線をします。

最初に言った通り電気工事には正解と言う正解が無いのでどんな仕上がりになるかは工事する人のセンスになると言えます。
どんな部材を使って配管をどこを通すとかも全部自由なので、事前の相談が必要になるのです。
あまりこだわりがない人ならお任せで大丈夫ですが、気になる人はこういう記事などで少なからず予習をしておいたほうがいいかもしれません。
シャッター電動化の電気工事についてもう少し詳しく知りたい人はこちらも合わせてごらんください。
4.設定と試運転
電気工事まで完了すると仕上げの設定と試運転をします。
シャッターの上下動く範囲の設定と挟み込み感知装置の設定です。
挟み込み感知装置とは手や物を挟み込んでしまわないように負荷を感知するとシャッターが上がる安全機能のことを言います。
万が一何かを挟んでも感知するようにどのくらいの力で挟んだら上がるかの設定をここでします。

ケガや物の破損をしない為の大事な設定だよ!
設定が終わって、お客様にお渡しする前に確認もかねて試運転をしたら作業完了です。
5.操作の説明と最後のあいさつ
片付け、掃除が終わったらお客様にリモコンと説明書をお渡して操作の説明をします。
いつも話をしているポイントは次の3点です。
・リモコンの取り扱い(操作・電池交換)
・挟み込み防止装置の取り扱い
・停電時(非常時)の操作方法
なるべくわかりやすいように説明しますが、その中でも停電時の操作方法が少し慣れないとわかりにくい所があるかもしれません。

なので職人がいるうちに、わからない人はわかるまでたくさん質問して下さい。
操作方法の説明が終わったら、最後に「ありがとうございました」とあいさつをして現場を出ます。
電動化工事のまとめ
以上、普段こしぱぱが行っている電動化工事の一連の流れ【実例】を紹介しました。
一覧にまとめたのがこちらです。
1.朝のあいさつと電気工事の相談・説明をする
2.シャッター本体の工事をする
・シャッター回りの養生
・古いシャフトを取り外す
・新しい電動化シャフトを取り付ける
・電気配線を取り回して本体をまとめる
3.電気工事をする
・内外のコンセントから分岐工事
・シャッターへの配管・配線工事
4.電動化したシャッターの設定と試運転を行う
5.お客様に操作の説明と完了のあいさつをする
完了!
いかがでしたでしょうか?
この記事を見てシャッターの電動化を考える際の参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント