【写真付き】窓シャッター電動化の電気工事ってどうやるの?詳しく解説

電動化

こんにちは!シャッター職人のこしぱぱと申します!

「窓シャッターの電動化にはシャッターに電源を入れる為に電気工事が必要になります。」

電動化を検討して工事を依頼した方は業者からこういう説明を受けると思いますが、実際どんな工事をするのかなんて想像つきませんよね?

  • シャッターの外にコンセントの線が出るの?
  • 近くにコンセントなんか無いんだけど…
  • お部屋の中でコンセントさすの?

なんて疑問をお持ちの方もいると思います。

この記事は、そんな疑問をお持ちの方に向けて窓シャッターの電動化工事でする電気工事について写真付きで解説していますのでいったいどんな工事をするのか、イメージしていただけると思います。

窓シャッター電動化の電気工事とは?

そもそも窓シャッターの電動化工事とは、シャッター上部に付いている巻取り機(シャフト)と呼ばれるものを電動用のモーターのついたシャフトに交換する工事の事を言います。

この電動用のシャフトには電源を供給するための配線がついていて、その配線に電源を供給することでモーターが働いて自動でシャッターが動くようになります。

配線は使う電動化製品によって長いものや短いものがありますが、短いものでも電源の位置まで届くように線を伸ばして工事します。上部のシャフトから横のレールの中を通ってレール下からシャッター外部へ配線を取り出すのが一般的な工事になります。

その外部へ取り出した配線を電源位置まで電気配管して結線を行うのがシャッターの電気工事になります。

電源の確保は部屋内のコンセントや外部コンセント

先ほど電源の位置と言いましたが、シャッターの近くに外部コンセントがない場合は部屋内のコンセントから電源を分岐して外部に取り出す工事をします。

お部屋のコンセントの壁内のコンセントボックスの中で分岐結線をし、配線を外部に取り出したところに丸や四角のボックスを取り付けて結線ポイントを設け、シャッター下部からそこまで電気配管をして結線をします。

外部コンセントがシャッターの近くにある場合はサイディングと外部コンセントの間に結線ポイントとなる外部コンセント用ボックスをサンドイッチしてその中で結線します。電気配管は同じくシャッター下部から外部コンセント用ボックスまで配管します。

いずれの場合も、雨水が入るとイケないので変成シリコンコーキングで防水処理を行います。

コンセントがシャッターのある面に無い時は室内にモールで電源確保

部屋内のコンセントがシャッターの付いている面にあれば問題ないのですが、中には付いていない場合があります。

そんな時は室内にモールを這わせてシャッターの近くに電源を持ってくる工事を行うことがあります。

当該箇所のコンセントの下から壁の中に配線を入れ、モールを這わすのでコンセントの口数は変わらずに使用することができます。

シャッターの近くまでモールで配線を持ってきて外部に取り出し、後は結線ポイントのボックスを付けて結線します。

お部屋の中も外も配管すると言うようなイメージです。

なるべく配線を隠したいなら電気工事専門業者に頼むことも

電気配管がなるべく見えてほしく無いな、という方は電気工事だけプロの電気工事業者に頼むという選択肢もあります。(別途費用がかかりますが…)

複雑な壁の中を出来る範囲で狙った位置に配線を通すことができるので、シャッター外部は配線を完全に隠して施工することも可能になります。

さらに、内装業者も一緒に頼むことで部屋内も完全に隠すことが出来ます。(お部屋の中の壁に穴を空けて配線を通し、壁紙まで復旧する)

シャッター電動化に関する配線を部屋内も外部も完全に隠したい場合は、これらの業者に依頼することでほぼ可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?窓シャッター電動化工事の電気工事について少しはおわかりいただけたでしょうか?

窓シャッターを電動化するとどうしても露出配管になってしまう為、シャッター近くの外の壁に電材が付きます。

色々な業者に頼めばほぼ配線を隠すことは可能になりますがなかなかそういうわけにも行かないことが多くあると思います。

後々のメンテナンスの事を考えても外部の結線ポイントでメンテナンスしたりするので露出配管の事をふまえてシャッターの電動化工事を検討されることをおすすめします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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