こんにちは!シャッター職人のこしぱぱです。
普段の仕事では窓シャッターの電動化を専門に行なっておりますが、今日伺ったお宅で、こんなお話を耳にしました。
・窓シャッターの電動化って枠とか全部交換しないといけないの?
・後付けだから大きなモーターとか付けて見た目ゴツくなるの?
・壊れた時もお金がかかりそう…
こんな事を思っていて窓シャッターの電動化をためらっている人って意外に多いんじゃないでしょうか?
全然そんな事ありません。
実は現在の窓シャッター電動化というのは今お使いの手動シャッターからそれほど変化することなく電動化が可能になっています。
この記事を読めばあまり電動化の事を知らない方でも電動化の特徴をわかりやすく紹介していますので、後からでもサクッと出来るんだという事がわかっていただけると思います。
シャッター大手3社の電動化の特徴を紹介しているよ!
ソムフィキットを使って窓シャッター電動化が可能
まず最初にソムフィキットという物をご存知でしょうか?
somfyというフランスに拠点を置く会社が作っている窓シャッターの後付け電動化キットです。
あまり聞いた事のないメーカーだと思いますが、実は国内の電動シャッターの8割程にソムフィ製品が使われているというシェア率を誇るメーカーになります。
取り付けは今お使いの手動シャッターの芯棒部をソムフィキットに交換し、電気工事も含め1台約3時間程で施工が完了します。
新たに停電の時用に電動から手動に切り替えて使用できるレバーがシャッターレールのところに付き、外部に電気工事の電材や電気配管が付く以外は既設のシャッターから変わりません。
価格も目安として1台15万円から20万円くらいで可能です。(業者によって違います)
このソムフィキットを使った窓シャッターの電動化が年々増加しています。
窓シャッター本体を交換するよりもだんぜんリーズナブルだよ!
ソムフィキットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をお読み下さい↓↓
その他にもそれぞれ三和シャッターや文化シャッターの製品での電動化キットもありますので詳しくは次の章で紹介いたします。
シャッター電動化|リクシルについて
現在のリクシルは2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しました。
代表的な手動シャッターの機種でトステムではイタリヤシリーズ(イタリヤIII、イタリヤS、イタリヤなど)、新日軽ではシェルムーンシリーズ(シェルムーンIII、シェルムーン5型など)等があります。
これらの窓シャッターは基本的にソムフィキットで電動化に対応しています。
ソムフィキットを使った電動化の特徴として、
・現地調査にてシャッターサイズを実測し、そのサイズに応じて製品を発注
・取り付けは電気工事も含め1台約3時間ほどで完了
・停電時などの非常時は手動に切り替えが可能
・挟み込み防止安全機能つき(感知したらシャッターが上に上がります)
・スムーズな動き
と言ったものがあります。
基本的にシャッターボックス内に収まるような大きさの部材を交換するだけになりますので、なにか外部に大きな物が付いたりする事も枠ごと交換したりする事もありません。
お手軽リフォームっていう感じです!
シャッター電動化|三和シャッターについて
三和シャッターは日本やアジア、北米、欧州などの26カ国で事業を展開する国内シャッター業界で最大手の会社です。
電動化には「マドモアチェンジ」という商品があります。
マドモアチェンジを使った電動化の特徴として、
・ソムフィと同じくシャフト(芯棒部)を交換
・既設シャフトの長さに合わせて長さを調節可能
・取り付けは電気工事も含め1台3時間ほどで完了
・停電時は開けれない
・挟み込み防止機能付き(感知すると10秒間上がります)
・スムーズな動き
と言ったものがあります。
こちらもソムフィ同様、シャッターボックス内に収まるような大きさの部材を交換するだけですので、外観は何も変わりません。
工事は現場でカットして長さを調節できるので、部材の供給が早い利点があります。
ソムフィとの違いは停電時に開けれるか開けれないかだよ!
シャッター電動化|文化シャッターについて
文化シャッターは本社を東京都文京区に置く、三和シャッターに次いで業界第2位の総合建材メーカーです。
電動化には「オートマンミニ2」という後付け電動化キットがあります。
オートマンミニ2を使った電動化の特徴として、
・シャフト(芯棒部)とスラット(面材)を交換
・現地調査にてサイズを計測、サイズに応じて製品を製作
・取り付けは電気工事も含め1台3時間ほど
・停電時は手動にて開閉可能
・学習機能付き障害物感知機能(感度を適切に保つ)
・高級感のあるゆっくりとした動き
と言ったものがあります。
オートマトンは他と違いスラット(面材)も同時交換になります。
枠はそのままですがスラットが新品になるので見た目が新しくなります。
色を選ぶことが出来るので窓シャッターのイメチェンもできるよ!
まとめ
どちらのメーカーで電動化を実施するにしても最初は現場調査が必要になります。
そして電動化製品にはいろいろありますが、シャッターによって「合う合わないがある」のでどれが合うのかプロに判断してもらわなければなりません。
ポイントとして、お使いの窓シャッターを電動化するには最適な電動化製品を選ぶ必要があるという事を覚えておいてください。
取り付けてから誤作動が多かったら嫌だよね!
いかかでしたでしょうか?
窓シャッターの電動化はどのメーカーでも後付けが可能という事がわかっていただけたと思います。
この記事を読んで、窓シャッター電動化の検討材料になっていただければ幸いです。
最後に私達が住んでいる東海地方で窓シャッター電動化の専門業者を紹介いたします。
愛知・岐阜・三重・滋賀が対象地域でシャッター電動.comと検索すると出てきます。もし問い合わせをされるならこしぱぱブログを見たと言っていただけると助かります。
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!
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