こんにちは!シャッター職人のこしぱぱです。
2階の腰窓のシャッターが壊れてしまった、またはシャッターに関する取り付け取り替えや電動化工事を検討したいとなった場合、自然と疑問が湧いてくると思います。
壊れてしまってたりしたら、気が気じゃないですよね。
ちゃんと工事は出来ますので安心してください!
この記事は2階の腰窓など、バルコニーがない箇所での窓シャッター工事にお悩みのかた向けに書いた記事になります。
部分足場が必要な時はバルコニーやベランダが無い時
2階に付いているシャッターで部分足場工事が必要な場合は、外からシャッターにアプローチできる足場が無い時です。
2階の掃き出し窓は当然バルコニーやベランダがありますのでそこからシャッターにアプローチ出来ますが、腰窓となるとアプローチが出来る足場が無いことが多くあります。
そんな時は2階に付いているシャッターに向かって地面から部分足場を組みます。
シャッター近くまで組み上げて行き、作業が出来る足場を作ります。そこでシャッター工事の作業を開始し、作業が完了したら足場を解体していきます。
どんな足場を組むのかは業者や作業の用途によって様々ですが、シャッター工事ですとシャッター職人が工事し易いような形の足場を組む事になります。
部分足場設置の価格相場は2万円から6万円
足場には「スパン」と呼ばれるものがあり、「1スパン」が一般的に1,8メートルとなります。
6尺程の大きさのシャッターなら我々だと1スパンで組み上げて行くことが多く、それ以上の大きさとなると2スパン等になってきます。
足場の価格は組み上げる場所や大きさによって変わってくるため、相場としては一般的な2階の高さまで組みやすい場所で1スパンで組み上げると約3万円程度になります。
また、業者によっても価格は変わって来るため注意が必要です。
足場設置工事の作業時間は約半日で可能
部分足場の設置はそう時間がかかるものでもありません。シャッター工事のための部分足場設置だと、だいたい二人で作業に当たるため1時間もかからず組めてしまう事がほとんどです。早いと30分くらいで組めてしまう時もあります。(1スパン設置で)
足場が組めたらシャッター工事を開始し、工事が完了すると足場解体に入ります。
足場の解体は組み上げの逆で各部材を外していくだけなので、組み上げ時よりも短い時間で出来てしまいます。部材を外して行きトラックに積み込んだら作業完了です。
以上が一連の流れになり、シャッター工事の時間を考慮しても普通の作業ならだいたい半日で可能だと言うことです。(シャッター電動化工事でも半日くらいで可能)
狭すぎると工事出来ないことも
部分足場を設置する箇所が広く設置しやすかったら何の問題も無いのですが、部分足場は部分的にどんどん高く上に積み上げて行くために不安定になりやすくなります。そのため、後ろにはね出して設置することがほとんどです。
狭くてそれが出来ない時は長い単管パイプを地面と足場に支えて設置することがあります。これが足場を安定させるのに非常に大事になります。(後ろにはね出して設置することが大事)
なので場合によってはお隣の土地に断りを入れて設置させてもらう場合があります。建物の立地や足場部材の有無によってそれも叶わない場合に「工事が出来ません」とお断りさせていただく場合が出てきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?2階にある窓シャッターの工事を断念せずに可能!ということがわかっていただけたと思います。
部分足場を設置する場所が狭すぎると工事が出来ない事もありますが、そういう時はお家の塗装工事など家全体に足場設置されるタイミングで窓シャッター工事を検討するのがベストのタイミングになります。家全体に設置される足場は、家の周りを4方向に囲むため、狭い立地でも安定して足場が組まれるので、「狭いから無理」という事が無いからです。
大手ハウスメーカーのリフォーム現場で足場が組まれているお家にシャッター電動化に伺う事が多々あります。
普段はアプローチ出来ないシャッターも足場を利用することで作業が可能になりますので、無理だと思わずにぜひ検討してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント