こんにちは!シャッター職人のこしぱぱです。
窓シャッター工事に伺うと、よく作業中のシャッターボックス内を興味津々そうに覗かれる事があります。
「なかなか見ることないですよね!」と言うと「どんな仕組みなのか気になって!」
という、窓シャッターの仕組みが気になる施主様によく会います。
そこでこの記事では窓シャッターの事を全く知らない人でもわかりやすいように、窓シャッターの仕組みをあるモノに見立てて解説したいと思います。
上げ下げの動きと鍵の動きに分けて解説していますので、よかったら参考にしてみてください!
手動窓シャッターの仕組みは意外にシンプル
手動窓シャッターの仕組みは意外にシンプルでかんたんです。
わかりやすく言うと…それは…
トイレットペーパー!

仕組みはこの、トイレットペーパーをイメージしてもらうとわかりやすいです!
トイレットペーパーはペーパーホルダーに吊られてて、使う時はくるくると引き出して使います。
この動きがまさに窓シャッターの動きなんです。

もしかしてトイレットペーパーの仕組みを応用してる?ってくらい似てる笑
ちなみにこの記事に出てくる部品(用語)の説明はこちらの記事でしていますのでよかったら参考にしてみてください↓↓
◆手動窓シャッターを下げる時の動き

手動窓シャッターを下げる動きのポイントはトイレットペーパーを引き出すように動いているという所です。
幅木を手で持って、シャフトに巻き付いたスラットを引き出す。
(シャフトにはバネが巻きつけてあるので、スラットの重みと人が下げる力のいいバランスを保ってくれていて軽い力で下げる事ができます。)
そしてガイドレールに沿って一番下まで下げたら鍵がかかる。
コレだけです。

真ん中の棒とトイレットペーパーの芯がシャフトで紙がスラットのイメージだよ!
シャフトのバネは写真で言うと、真ん中の棒とトイレットペーパー芯の間に付いているイメージです。
本物がこちら↓↓

真ん中の棒は固定されて動かず、ペーパーの芯はくるくる回ります。
バネの先は片方が棒に、もう片方が芯に固定されている感じです。
ペーパーを引っ張って出す方に回せばバネが伸びる方向に伸びます。
シャッターを全部閉めると一番バネが伸びた状態という事になります。
◆手動窓シャッターを上げる時の動き

反対に手動窓シャッターを上げる動きのポイントは出したトイレットペーパーを戻す動きと同じという所です。
鍵を解除して、幅木を持ってスラットを持ち上げる。
(ガイドレールに沿って上がったスラットは、バネが戻る力と人が上げようとする力でシャフトに巻き付いてシャッターボックスに収納されます。)
コレだけです。
スラットは蛇腹構造になっているので、トイレットペーパーの紙と同じく弧を描くようにシャフトに巻き付くことが出来ます。

紙は下から上げても折れ曲がるだけだけど、窓シャッターはバネの戻る力とガイドレールがあるおかげで曲がらずに上げれるんだよ!
本物がこちら↓↓

ここから(一番バネが伸びた状態から)バネが元に戻ろうとする力と人が上げようとする力でスラットがシャフトに巻かれて行きます。
シャッターを全開にした状態が一番バネが元に戻った状態という事になります。
手動窓シャッターの鍵(ロック)の動きはどんな動き?
続いては鍵(ロック)の動きを解説します。
ここからはトイレットペーパーから少し離れます。
結論から言うと、手動窓シャッターの鍵(ロック)の動きは引っかかっているかいないかです。
難しく考えず、スラットを下ろしてくると一番下のところで鍵が引っかかって開かなくなる。
開ける時は引っかかっているものを解除してスラットを上げる。
手動窓シャッターの鍵はただそんな感じです。
鍵の解除はもちろん内側からしか出来ません。
防犯面では泥棒が鍵を破壊しようとしてもなかなか壊せない仕組みだし、窓シャッターを閉めておくとかなり防犯に役立ちます。

最近は闇バイトが流行っているみたいだから怖い…
◆手動窓シャッターの鍵(ロック)は主に「機械式」
窓シャッターの鍵には「機械式」と「電気式」があります。
手動窓シャッターの鍵は主に「機械式」が使われています。
文字通り電気を使っていないので人の手で解除しなければなりません。
ただ、その分仕組みは単純です。
ここはわかりやすいようにサンプルを作ってみましたので写真で解説します。

端切れで作ったので見た目はご勘弁…
◆施錠する時の動き

水色の枠で囲った部分が幅木で、黄色の枠がガイドレールだと思ってください。通常外からでは見えない部分になります。
幅木の中に鍵(ロック)の部品、ガイドレールの中に鍵の受け側の部品が取り付いています。

窓シャッターを閉めようと幅木を下ろしてきます。
すると鍵受けの斜めになった部分で鍵バーを少し押し戻します。
そうして鍵受けをパスした鍵バーが鍵受けよりも下に来ます。
鍵バーは左右のスプリングで引っ張られて常に外側に出ようとしているので鍵受けに引っかかります。
引っかかるとシャッターを開けようと幅木を持ち上げようとしても鍵バーが鍵受けに引っかかって上がらなくなります。
これが施錠の仕組みです。
◆解錠する時の動き

反対に解錠する時は鍵のハンドル部分を解錠方向に動かします。
ハンドルを動かせば鍵バーが内側に引っ込みます。
すると鍵受けに引っかかっていた鍵バーが当たらないくらいに内側に入ります。
鍵バーが鍵受けに当たらなくなれば幅木を上に上げることが出来ます。
これが解錠の仕組みです。

鍵の動きも単純だね!
まとめ
ここまで、窓シャッターの仕組み(動き)をトイレットペーパーに見立てて解説してみました。
意外にかんたんな仕組みなんだとわかっていただけたと思います。
鍵の仕組みも、ちょうど部品があったのでサンプルを作ることができました。

ある程度はイメージできたかな?
最後にまとめましたので一覧で紹介いたします。
手動窓シャッターの仕組みはトイレットペーパーにそっくり!
・芯がシャフト、紙がスラットに見立てて…
◆手動窓シャッターを下げる時の動き
トイレットペーパーを引き出すように動いている
(スラット全閉でバネの戻ろうとする力最大)
◆手動窓シャッターを上げる時の動き
出したトイレットペーパーを戻すように動いている
(スラット全開でバネが完全に戻った状態)
鍵(ロック)の仕組みは引っかかっているかいないか!
◆手動窓シャッターの鍵方式
主に「機械式」が使われている
◆施錠する時の動き
鍵バーが鍵受けの下まで来ると引っかかって施錠
◆解錠する時の動き
ハンドルを動かせば鍵バーが引っ込み、鍵受けに当たらなくなり解錠
以上になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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