手動窓シャッターを長持ちさせる為に必要な5つの事をわかりやすく解説!

手動シャッター

こんにちは。シャッター職人のこしぱぱです。

窓シャッターの工事に行くとよく状態の良くないシャッターを目にします。

動作が重たいのに無理な開けしめによって窓シャッターのスラット(面材)が傾いてしまっていたり、シャッターレールが削れてしまっていたりしている状態です。

そのまま毎日開けしめをしていると最後には故障してしまう事があります。

この記事では、そうならない為にちょっと意識するだけで手動窓シャッターを少しでも長持ちさせることができる5つのポイントを紹介したいと思います。

この記事を見てわかること

・手動シャッターを長持ちさせる5つの事

・それぞれのポイントの解説

順番に一つずつわかりやすく解説していきます。

こしぱぱ
こしぱぱ

今から実践しても遅くないよ!

手動窓シャッターを長持ちさせる5つの事

手動窓シャッターを長持ちさせる為にする5つの事は、窓シャッターの構造上必要な事となります。

簡単な事ではありますが、実践すると手動窓シャッターの持ちが段違いです。

毎日の開けしめに意識して実践してみましょう。

こしぱぱ
こしぱぱ

簡単だから試してみて!

①できるだけ窓シャッターの真ん中を持つ

窓シャッターを開けしめする時はできるだけ真ん中に近いところを持って開けしめしましょう。

窓を開けて窓シャッターを開けしめする時、何も考えずにすると窓を開けた方に片寄ってシャッターを動作してしまいがちになります。

真ん中にヒモがついている窓シャッターならそのヒモを使用すれば良いですが、付いていない窓シャッターではなおさらこの片寄るケースが多いです。

この左右どちらかに片寄って動作してしまう事が一番多い手動窓シャッターを傷める原因になっています。

毎日片寄った動作をしていると、力が変にかかって窓シャッターのシャフト(巻取部)破損につながります。

ポイントはできるだけ真ん中で持つ事を意識して、窓シャッターを動作する事です。

真ん中を持って動作をする事で窓シャッターにかかる力を均等に分散することができ、正常な動作が期待できます。

こしぱぱ
こしぱぱ

暑い季節や寒い季節だと早く開けしめしたくなるけど、窓シャッターにとって大事なことだよ!

②雨が付いたら乾いてから上げる(できるだけ)

スラット(面材)に雨や水が付いていたらできるだけ乾いてから窓シャッターを開ける事を意識しましょう。

毎日開けしめしていると当然雨の日や雪の日があります。

雨や雪が降るとスラット(面材)に水分がついてしまいます。

この水分が乾く前に巻き上げてしまうと、シャフト(巻取部)の周りに水分を巻き付けてしまう事になります。

またシャッターボックス内に格納されたスラット(面材)にも長時間水分が付いた状態になります。

夏場なら暑いのですぐ乾きますが、季節によっては長時間乾かずに水分が付いた状態が続きサビの原因になってしまいます。

この状態が多くあり、サビが進行すると窓シャッターの使い方によってはシャフト破損につながってしまう恐れがあります。

ポイントは、時間の許す限り意識して乾かす事です。

何かと忙しい現代人にはなかなか難しい事かもしれませんが、この少しの手間が後々効いてくる事は確かです。

こしぱぱ
こしぱぱ

掃除を兼ねて水分を雑巾で拭いてもいいよ!

③スラット(面材)に色を塗らない

スラット(面材)には、色を塗らないようにしましょう。

スラット(面材)は細長い面材を一枚一枚噛み合わせて繋げてあり、シャフト(巻取部)に巻き付けて収める事ができるように蛇腹状の構造になっています。

そこに塗料を塗ってしまうと、噛み合わせて繋げてある部分のわずかな隙間に塗料が入り込んで固まってしまいます。

そうなると当然動きが重く感じるし、動作時に「パキ、パキ」と異音が鳴ってきます。

見た目は良くなりますが窓シャッターに負荷を与える原因となります。

ポイントは色を塗らずにこまめにスラット(面材)を清掃することです。

気分を変えて新しい色に塗り替えたい気持ちもわかりますが、窓シャッターの構造上あまり良いことがありません。

こしぱぱ
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常に動く部分だから塗料を塗ると良くない!

④半年に1回、シリコンスプレーを吹く

自分でできるメンテナンスとして、半年に1回くらいはレールにシリコンスプレーを吹きましょう。

窓シャッターのレールには、モヘアと呼ばれる防風材が入っています。

モヘアは窓シャッターのスラット(面材)が動く時に直接当たる部分になるため、スムーズに動くようにサラサラした状態でなければなりません。

モヘアの役目を最大限に保つためにも、シリコンスプレーを吹くことは非常に有効です。

ポイントは、モヘヤの「毛」に向かってシリコンスプレーを吹くことです。

ちなみによく勘違いされるのが、CRC5-56などの潤滑剤です。

よくこちらを使用される方がいらっしゃいますが、吹いたすぐは動きが良くなりますが油分を含んでいる為吹いたところにホコリが付着してしまい結果的に動きが悪くなる原因となります。

必ずシリコンと書かれたスプレーを使用するようにしましょう。

こしぱぱ
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ホームセンター等に売ってるよ!

⑤オーバーホールのサービスを利用する

動きの悪さを感じたら、早めにオーバーホールのサービスを利用しましょう。

窓シャッターにはオーバーホールというサービスがあります。

シャッター職人が自宅にやっきて窓シャッター各部の点検、シャフト(巻取部)の洗浄・給油、消耗部品(モヘアやストッパー等)の交換を行うサービスです。

結局のところ窓シャッターの要はシャフト(巻取部)になるので、ここをメンテナンスすると動きがかなりスムーズになります。

動きがスムーズになるともちろん窓シャッターの持ち具合も延びるので、動きの悪さを感じたらぜひ利用を検討してみましょう。

ポイントは、故障してしまう前に早めに検討することです。

費用相場は大体1台12000円〜15000円程です。

窓シャッターのオーバーホールに関してはこちらの記事で詳しく解説しております。

こしぱぱ
こしぱぱ

外壁塗装工事時などの足場が組まれるタイミングだと普段工事出来ないようなところも出来るよ!

まとめ

窓シャッターを長持ちさせる為の使い方は、ほんのちょっと意識すれば出来ることばかりです。

いい加減に力任せに使用するんではなくて、意識して上手に使用してみましょう。

この記事で解説した事をまとめたのはこちらです。

この記事で解説したこと

①できるだけ窓シャッターの真ん中を持つ
②雨が付いたら乾いてから上げる(できるだけ)
③スラット(面材)に色を塗らない
④半年に1回、シリコンスプレーを吹く
⑤オーバーホールのサービスを利用する

シャフト(巻取部)を始めとする部品が破損すると多額の修理代がかかってしまいます。

そうならない為にも意識して大事に使用する事が一番のポイントになると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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