こんにちは。シャッター職人のこしぱぱです。
この仕事をしているとお客様からいろんな話を聞きますが、意外に多いのが
・シャッター修理の事を調べてもなかなか情報が出てこない!
・どこに修理を頼めばいいのかわからなかった!
と言った悩みをよく耳にします。
電動窓シャッターが動かなくなると開けっ放しや閉めっぱなしになってしまい防犯上も悪くなるので一刻も早くなんとかしたいですよね。
そんな時にいくら調べても求めている情報が出てこなかったり修理業者が見つからなかったりすると焦ってしまいます。
そこでこの記事では、
を私なりに記事にしてみましたのでわかりやすく紹介していきたいと思います。
修理業者を探す時の手助けになれれば幸いです。
この記事を見れば電動窓シャッターが壊れた時にどうすれば良いのかがわかるよ!
電動窓シャッターの壊れ方とその対処について
電動窓シャッターが壊れる時というのは主に次の4つが原因として多くなります。
素人がパッと見て判断するのは難しいですが、大体これらが原因で動かなくなっていることが多いです。
①ロック部にゴミや虫が噛み込んでいる
②面材(スラット)がズレて引っかかっている
③電動モーターの不具合
④巻取部(シャフト)のグリス切れ、破損
一つずつ解説していきます。
①ロック部にゴミや虫が噛み込んでいる
窓枠の端に沿ってついているシャッターレールの一番下の方にシャッターに鍵をかけるロック部品が付いています。
ここによくホコリの塊や虫の死骸などが噛み込んでしまって動かなくなる事があります。
動いたとしてもそのゴミのせいで異常を感知して止まってしまったり、また下がってこなかったりします。
この場合なら対処は簡単で、その異物をキレイに取り除けば元通り動いてくれる可能性が高いです。
わざわざ業者を呼ばなくてすむかも!
②面材(スラット)がズレて引っかかっている
窓シャッターの面材(スラット)は一枚一枚外して交換することが出来ます。
その為にカシメてある端の部分が経年劣化や極端な動きで外れて横にズレてしまうことがあります。
ここがズレてしまっているとスラットがレールの中を動く時にどこかで引っかかって動かなくなってしまいます。
こうなった場合の対処はそのスラットのズレを全部直して整列させ、またズレてしまわないようにカシメ直すことです。
この作業自体はDIYでも簡単に出来そうですが、ズレたスラットが巻取り部分で引っかかっていたりすると外すのが非常に困難です。
シャッターの知識とコツが必要になってきますのでプロに頼んだほうが無難です。
簡単そうに思えるけど結構むずかしい!
③電動モーターの不具合
電動窓シャッターには「開閉機」と呼ばれる電動モーターが付いています。
モーターは電化製品になるので経年劣化や過度な負荷などがかかるとダメになってしまいます。
言わずもがなモーターがダメになった時の対処は交換するしかありません。
既設のシャッターに対応するモーターを手配して交換してもらう必要があります。
経年劣化やシャッター使用による故障なら費用負担になりますが、雷などの天災によって動かなくなった場合は保険で交換できる場合があります。
モーターは高額になりますのでその場合は一度保険屋さんに相談してみましょう。
保険の契約内容で変わってくるよ!
④巻取部(シャフト)のグリス切れ、破損
巻取部(シャフト)にはグリスが入っている箇所が数か所あります。
これが結構大事で、シャッターが動作する時の回転する部分に入っています。
このグリスが切れたり劣化してくると単純に回転しにくくなり、そのまま使用を続けていると最悪の場合グリス切れで金属部分がすり減ってシャフトが破損してしまう事態になってきます。
破損したシャフト↓↓
シャフトが破損してしまった時の対処はこれも交換するしかありません。
既設のシャッターに対応する部材を手配して交換してもらう必要があります。
こうなると時間も費用もかかってしまうよ!
シャフト交換まで行くと大変ですが、実はこれには対策があります。
手動窓シャッターや電動窓シャッターに限らず、業者によるシャッターオーバーホールというサービスがあります。
悪いところを点検し、メンテナンスをするサービスです。
シャッターオーバーホールについてはこちらの記事で紹介しております。
これらのサービスを受けるおすすめのタイミングはお家の塗装工事時などの足場が組まれるタイミングです。
窓シャッター1本あたり1万円〜1万5千円くらいの費用相場です。
オーバーホールすると、窓シャッターの寿命が大きく変わるよ!
以上の4つが多い原因として紹介させていただきました。
続いては電動窓シャッターが壊れた時の修理方法をざっくり説明していきたいと思います。
電動窓シャッターの修理方法
電動窓シャッターの修理方法は大きく分けて次の二通りの修理方法があります。
・その窓シャッターの対応部品を交換して直す
・手動シャッターを電動化するキットを使って直す
壊れ方としては先程解説しましたが、電動窓シャッターが壊れるとほとんどの場合部品の交換が伴います。
それほど古くないシャッターの場合だと部品の手配が出来て交換も可能になりますが、年式や機種によっては部品が作られておらず手配が困難な場合があります。
そういった時の対処法として、「電動化キットを使う」という方法があります。
手動窓シャッターの巻取部を電動用に付け替えて電動シャッターにしてしまおう、というキットです。
シャッターメーカー大手の三和シャッターや文化シャッターにも電動化キットがあり、他にもソムフィキットという電動化キットがあります。
各メーカー電動化キットは力を入れて開発している商品です。
この商品を使って最近では各メーカーの各電動化キットを使い分けて修理対応できる幅が広くなってきていますので、断られることも少なくなってきています。
電動化キットさまさまです!
以上、ここまでざっくりと電動窓シャッターが故障した時の修理方法を紹介させていただきました。
修理業者を探す方法
他の記事でも書きましたが、窓シャッターの分野というのはかなり特殊な分野で電動手動に限らずきっちり修理対応できる業者が少ないというのが現状です。
なので難しい修理になると対応できる業者がなかなか見つからない…、ということも少なくありません。
スムーズに修理業者にたどり着くために、まずは対象のシャッターのラベルを見てシャッターの情報を確認しましょう。(問い合わせ時に聞かれます。)
ラベルの確認方法はこちらの記事に載っています。↓↓
ラベルを確認したら問い合わせする業者を選んで問い合わせです。
大手ハウスメーカーの場合はラベルを確認したらそのままハウスメーカーのメンテナンス窓口に問い合わせするのが一番早いです。
それ以外の場合は次の5社に問い合わせをすると対応可能な業者が見つかる可能性が高いです。
①三和シャッター
②文化シャッター
③三協アルミ
④LIXIL
⑤YKK AP
こちらで紹介した5つのメーカーは街でよく見かける窓シャッターの国内でのシェアをほとんど占めています。
ラベルを見ていずれかに問い合わせをすれば対応できる修理業者を見つけることが出来るでしょう。
各メーカーには修理窓口が設置してあるよ!
まとめ
電動窓シャッターの壊れ方には自分で対応できる場合もあれば業者でないと対応できない場合があります。
部品交換となると必然的に業者対応になってきますので早く直すためにはスムーズな問い合わせが必要です。
確認したラベルと共にこの記事に書いてあるように故障状態をよく観察し、問い合わせ時に詳しく説明しましょう。
その説明があるのとないのとでは修理対応の速さがちがってきます。
スムーズな問い合わせはラベル確認がキーだよ!
最後に私達の住んでいる東海地方で窓シャッターの電動化や修理対応をしている業者を紹介します。
愛知・岐阜・三重・滋賀が対象地域でシャッター電動.comと検索すると出てきます。もし問い合わせをする時はこしぱぱブログを見て来たと言って下さい。
いかがでしたでしょうか?
皆様の窓シャッターの不安が一刻も早く解消できるよう願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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