手動シャッターを電動化する時の費用は?diyでできる?詳しく解説

電動化

こんにちは!仕事でシャッター職人をしているこしぱぱです

みなさんは普段お使いの手動シャッターを電動化できるという事をご存知でしょうか?

知っていても方法も値段も見当がつかない!という人が多いんじゃないでしょうか

この記事は手動シャッターの電動化について知りたい人、電動化を検討しているがどういうものか全く

知らないという人におすすめの記事になります

手動シャッターの電動化は既設そのままで可能!

  • 今使っているシャッターはどうなるの?
  • 電動化って全部変えなきゃできないの?
  • 大工事で費用もかかるんじゃ…

こういった疑問は現場に行くとよく耳にします。

シャッターの機種にもよりますが、現在のシャッター電動化はシャッターの巻取り部分の芯棒部を電動

用に交換するだけなのでほとんど既設のシャッター部材そのままでできてしまいます

その為、費用も抑えられて約14万円前後(通常のケース)で可能です

手動シャッター用の芯棒部を交換するだけでも場合によっては10万円近くしてくることもあるので見

積もりだけでもしてみる価値はあると思います

ソムフィキットを使った電動化のメリット

O-DANより画像引用

ソムフィとはフランスの企業で玄関ゲート、ガレージドア、ブラインド、日よけ用のコントローラーと

ドライブを製造・供給し世界58カ国で事業を展開する最大手の会社の1つです

その会社の、既設シャッターを芯棒部の交換で電動窓シャッターにすることのできるキットを

ソムフィキットと言います

webサイト”somfy”より画像引用

このキットを利用することで

  • シャッターのメーカーを問わずに対応可能
  • 古いシャッターでも新しいシャッターでも対応可能
  • 芯棒部の交換だけだから約3時間で施工可能(電気工事含む)
  • 最新のスマートタイプならスマートスピーカーやスマホから操作可能

なのでシャッター新規取り付けの1/3程度の費用に抑える事ができるのです

その他にも

  • ボタン一つでラクラクに開閉
  • 音が静かになるので早朝や深夜でも近所を気にする事がない
  • 窓を開けずに開閉できるので虫や花粉の侵入、ペットの飛び出しなどの心配がない

などなどたくさんのメリットがあります

ソムフィキットを使った電動化のデメリット

O-DANより画像引用

メリットとは逆にデメリットの面も考えてみました

  • やはり手動シャッターのシャフト交換からすると費用がかかる
  • 電化製品になるので当たり外れがある(あってはいけないのだが…)
  • システム制御関係の故障のリスクがある

といった所でしょうか

どんなことにもメリット・デメリットは存在しますので

どの可能性もふまえた上での電動化の検討をすることが必要になります

ですがもし、取り付けた後に上記のような不具合が起こってしまった時は、そのままにせず速やかに

施工管理元に連絡すれば対応してもらえると思います

とても安いと言える商品ではないので、製品保証やアフターメンテナンス等の事もふまえて業者選び

をすることが大切になってきます

手動シャッターの電動化はdiyでは難しい

最近よくシャッター電動化はdiyで可能!という記事を目にします

そのような電動化キットがあることも事実です

確かにdiy経験者ならやって出来ないことは無いかとは思うんですが

日々仕事でシャッターを触っている職人からすると最初の芯棒部を外すところが、ちゃんと構造を理解

していないと非常に危ない作業のように思います

シャッターの機種やサイズによっては手動シャッターのスプリングの力は非常に強くて

もし誤って巻き込まれでもしたら怪我は免れません(指を落とした事例あり)

そうした事から私個人的にはdiyでの作業はおすすめ出来ません

あくまでもする時は自己責任になると思います

まとめ

以上の事から手動シャッターの電動化は

ソムフィキットを使えばシャッターのメーカー、新旧問わずに対応が可能で

既設のシャッターの芯棒部を取り替えるだけで電動化が可能な為(電気工事もありますが)

費用を抑えて工事することができます

製品保証やアフターメンテナンスもふまえて考えれば業者選びは慎重にしなければいけませんが

ソムフィにはソムフィエキスパートというソムフィが認めた経験豊富なノウハウを持った業者が存在し

ますので、電動化を検討する時はそのような業者に問い合わせる事をお勧めします

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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